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| 音楽教育誌 vent 2003,7 P.49 |
〜 テーマ曲(ひょっこりひょうたん島)を歌った前川陽子さんからのメッセージ〜
この歌の"だけど ぼくらはくじけない"の、
"ぼくら"っていうところが大好きです。
"ぼく"ではなく、複数形だっていうこと。
悲しいことや苦しいことはだれにでもあって、
決して自分ひとりだけではないのです。
みなさんにもこの歌詞を大切にしてほしいと願っています。
そして、男の子も女の子も、仲間みんなで力を合わせて、
元気一杯この曲を演奏してくださいね!
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●エピソード
昭和39年(1964年)から5年間にわたってNHK総合テレビで放映され、大変な人気を博した人形劇「ひょっこりひょうたん島」。テーマソングを歌った前川陽子さんは、当時なんと中学一年生。歌の先生に連れられていったオーディションに合格したことがきっかけでしたが、レッスンを始めてからまだ半年しか経っていませんでした。
ジャズラテンの雰囲気を見事に表現した歌唱力は、当初はNHKの上層部に受け入れられず、番組のスタート時は抑揚のない歌い方のものが使われていました。ところが、番組が爆発的な人気となったことをきっかけに、もともと迫力のあるバージョンにスタッフが差し替えたというエピソードが残っています。そのころの子ども向け番組は「月光仮面」「鉄腕アトム」などのように、コーラスによるテーマ曲が一般的だったので、8ビートやビッグバンドの伴奏によるソロの歌は、それだけでも十分画期的なことであったのです。「ひょっこりひょうたん島」はその後の子ども番組の主題歌に大きな影響を与えました。
●「ジャブ」か「チャプ」か?
楽譜や歌詞を見て「おや?」と思う方がいらっしゃるかもしれません。
「な〜みをチャプ・チャプではなかったっけ・・・?」
実際、「なみをチャプチャプ〜」としている楽譜も市販されています。モーニング娘。が歌った歌詞カードは「ジャブジャブ」になっています。前川陽子さんは、「オリジナルはジャブジャブなんです。でも、録音したとき、掛け声(中山千夏さんら、声の出演者が歌っている)はジャとチャのどちらに聞こえてもいいという感じだったと記憶しています。チャプチャプとしても間違いではありませんが、この歌がもつビート感を表現するにはジャブジャブのほうが歌いやすく、ノリも出ると思いますよ」と、話されています。
この違い、みなさまもぜひ歌って確かめてください。 |
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